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【解決事例】長期返済中の借入について、残債を減額し過払金を回収した事例

  • カテゴリー:債務整理
  • 2022.10.18

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ご依頼主:40代 男性

依頼内容:過払金調査・過払金請求

ご相談内容

 ご依頼主は、大手消費者金融A社との間で20年以上借入れと返済を繰り返していました。

 債務の約定残高は100万円以上あり、ご相談日現在も返済を継続中でした。

 東京の法律事務所のTV広告を見て、もしかしたら自分も債務の減額をできるのではないかと思いました。

 ですが、弁護士がきちんと対応してくれるか不安があり、浜松の弁護士に依頼しようと、当事務所にご相談にいらっしゃいました。

弁護士の対応とその結果

 取引内容を確認したところ、利息制限法所定の利率を超過した利率で取引を続けていることがわかりました。

 そこで、減額の可能性があることから、弁護士が通知を送り、取引履歴を取得しました。

 取引履歴をもとに、利息制限法上の法定利率にて引直計算を行ったところ、残債がゼロになるばかりか、200万円以上も利息を払いすぎていることがわかりました。

 そこで、過払金返還請求を行いました。

 最終的に、裁判外交渉で230万円を2か月後に支払うとの内容で、和解が成立しました。

担当弁護士からのコメント

 当初は、返済の状況も覚えていらっしゃらないということで、引直計算によりいくらか減額できる可能性があるという心づもりでした。

 ところが、取引履歴の開示を受けた結果、20年以上もの長期間、間断なく返済を続けていらっしゃったこと、一回当たりの返済額も利息が多くを占めていたことがわかりました。

 これらが要因となり、引直計算の結果、残債をゼロとしたうえ、過払金まで発生することになりました。

 依頼者は最終的に、合計すると300万円以上の利益を得ることができました。

 弁護士費用についても、回収した過払金からの負担となりましたので、家計の負担もありませんでした。

 本件のように、空白期間なく長期間にわたり返済を継続してきた方は、特に、債務の減額や過払金の発生につながる可能性があります。

 調査をしただけで特に不利益にはなりませんので、一度ご相談いただけますと幸いです。

(弁護士 小原 将裕)

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