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【解決事例】長期間の取引がある債務を減額して任意整理した事例

  • カテゴリー:債務整理
  • 2024.04.02

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ご依頼主: 50代 男性

依頼内容:任意整理事件

ご相談内容

ご依頼者は、20年以上にわたりキャッシングとショッピングを繰り返してきました。

返済のための借入をするなどしたため、徐々に支払額が増えていき、支払いが厳しい状況になりました。

ただし、現在の収支状況では、破産するほどではなく、支払が緩和されれば返済を続けていくことが可能という状況でした。

そこで、債務整理を考え、弁護士に相談にいらっしゃいました。

弁護士の対応とその結果

本件では、長期間の取引があったため、利息制限法違反の取引期間が含まれていました。

そこで、債務の約定残高は大きいものの、債務の減額、場合によっては過払金の返還請求をすることができる可能性がありました。

債権者から取引履歴を引直し計算を行ったところ、利息を払いすぎていた部分があったことがわかりました。

債権者との交渉の結果、債務を約定残高から減額の上、長期の分割弁済を行う内容で和解が成立しました。

 ★本件の債務減額  約120万円→約110万円 

担当弁護士からのコメント

2006年頃までにキャッシング取引を開始している場合、利息制限法違反の利率で返済をしている可能性があります。

このような状態で長期の取引がある方は、利息を払いすぎている可能性があります。

完済近い場合には過払金が発生する可能性が、約定残高が多額でも減額できる可能があります。

そのため、単に長期分割弁済とするだけでなく、減額の可能性がありますので、長期間の返済を続けている方は、一度ご相談いただくのがよいでしょう。

(弁護士 小原 将裕)

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